のそのそと ニホンヒキガエル

梅雨ということでカエル特集ですね!

主に西日本に生息するヒキガエルです。東日本にはアズマヒキガエル。まあどちらも、いわゆる「ヒキガエル」として昔から親しまれてきたカエルですね。

この梅雨の時期の雨の夜、おおがや 地区から原生林へ向かう道、集落より上部の林道に入ると、このヒキガエルがあちこちの路上に出ています。

捕まえて、道路の真ん中に放すと、何度か跳ねたあと、のそのそと歩き出します。

昆虫、ミミズなどを食べるために、夜な夜な林床を徘徊しているのだとか。

そう言えば、なぜか英語では他のカエルは”frog”だけど、ヒキガエルの仲間だけ”toad”と言いますね。

確かに、体型といい、他のカエルとちょっと違う感じがします〜。

西粟倉の森の樹上にはモリアオガエル、林床にはこのニホンヒキガエルが暮らしています。

(photo 1 ) のそのそと歩き出した様子

(photo2) まだ小さい個体を持つと、キュッと体を固めてラピュタのロボットを彷彿とさせます。

(photo3) 手に持ってみると、表面はぬるぬるしていなく、フィギュア感が否めないカエルです^^

(photo4) まだ小さい

(photo5) だいぶ大きくなった赤色の模様の美しい個体

(photo6) もっと大きくなった個体