南の谷、知社で満開だったのは、ジャケツイバラでしょうか?
こちらの花もソフトクリーム状でとても大きく、群生し、目立つので、遠くからでもよく目立ちます。
初夏の南北ソフトクリーム対決。
とてもいかつい名前ですが、漢字では「蛇結茨」と書きます。「イバラ」とつきますが、マメ科のつる植物です。でも鋭いトゲがあり、そのトゲを引っ掛け、枝がもつれあって絡まりながら隣の木に登っていく様子から蛇結とついたようです。(ちなみにマメ科とバラ科自体も、大きいくくりでは割と近い仲間です。)
僕のイメージでは、紀伊半島南部などの南に多い、南方系の植物で、西粟倉にはないと思っていましたが、この大きくて美しい初夏の花を見つけて嬉しかったです!実際、かなり高い木の上にもスルスルと登り、覆いかぶさるように花が咲いていることが多いです。
そして、花も美しいのですが、僕が大好きなのは、この葉っぱのつき方です。
「二回偶数羽状複葉」(にかいぐうすううじょうふくよう)
と言う葉のつき方で、とても美しい列だと思いませんか?
僕の場合は、結果的に、この言葉がすきになってしまっています。
「二回偶数羽状複葉」。どこかで使ってくださいね!
いよいよ夏本番を迎えるイメージの花です!