芽吹き直前の冬芽 トチノキ

原生林に向かう途中、フサザクラの渓谷よりもう少し標高の高い渓谷では、トチノキの冬芽が今にも芽吹きそうでパンパンになっていました!

葉が顔よりも大きくなる芽だけあって、手と比べると、この圧巻のサイズに驚きます。そしてこの冬芽、触るとべタベタしているのです。

村の高標高地では、ブナが尾根沿いの極相林(遷移の行きつく最後の姿)であるのに対し、高標高地の湿度の高い渓谷林では、このトチノキが極相林を形成します。

壮大な樹形、初夏の太陽に向かう大きな葉っぱ、秋に美しい黄葉、クリを100倍ぐらい可愛くしたようなトチの実、大好きな樹木です^^