「たんけんクラブ」とは?
「たんけんクラブ」は村の小学生から中学生が参加可能な、村全体をフィールドとしてめいっぱい遊び、それが子どもたちの気づきや学び、成長に繋がる、、「西粟倉のすべてで遊ぼう、西粟倉のすべてから学ぼう!!」をモットーにした活動です。
これは2000年からはじまり、この村の子ども達を育んできました。
あわくらたんけんクラブに参加する子たちはみんな「隊員」と呼ばれ、参加することや、なにかのミッションをクリアすることで星のついたバッジももらえます。
バッジをもらった子どもたちは自分のかばんや帽子に嬉しそうに付けています。
たんけんクラブ、最近の活動を少しご紹介しましょう。
2020年7月31日(金)「デイキャンプde駒ノ尾登山」
キャンプを毎年恒例で行ってきましたが、今年は新型コロナウィルス感染症の対策として、宿泊はせずデイキャンプとして、カレーづくりと村の中で一番標高の高い駒ノ尾山への登山を行いました。
低学年から高学年の子どもたちが4つの班に別れて、各々がカレー作りのために持ち寄った食材を並べて「あれが足りない」「これを入れたい」と作戦会議。
会議で決めた追加で購入する食材を村の商店へ買い出しし、カレー調理が始まります。
低学年の隊員を高学年の隊員が調理を手伝ったり、ひとりひとりが「僕はにんじんの皮を剥く!」「私はじゃがいもを切る!」と積極的にカレーづくりに参加していました。
そして切った野菜とともに駒ノ尾山登山口に移動し、そこで煮込み自分たちで作ったオリジナルカレーが4つ完成!
班ごとにわかれて美味しく食べました。
そして食後は登山です。登山口から約2kmの道のり。
大人でも少しキツイと思う山道を子どもたちは元気に登っていきます。
展望休憩舎から引谷地区や森の学校周辺を眺めたり、昆虫や自然に詳しいボランティアさんと昆虫採集したりと、それぞれの登山を楽しむことができました。
たんけんクラブは、この他にもインスタントカメラ(レンズ付きフィルム)を持ってみんなで村のあちこちに自転車でめぐる企画や、冬山でメープルシロップを木から採りそれをつかったお菓子作り等。村を感じ、季節を感じ、そして村の大人たちと交わる企画がこれまで実施されてきました。
これからも、たんけんクラブでは様々な企画で子どもたちの遊びと学びを支えていきたいと思います。