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解説!村のあれって どうなっとん?
西粟倉の「今」を紐解く
今月のテーマ 2023年を振り返って
あわくら会館の幅がますます広がっています。
全館オープンから約2年。「役場」、「図書館」、「誰でも使える」機能がひとつになった場所としてオープンした「あわくら会館」ですが、その利用の仕方は多様性に富んでいます。
村内外のみなさんが企画したサークル活動、村民講師企画など、活動・イベントが毎週開催され、より一層それぞれの交流を深めたり、村民のみなさんが「暮らしを楽しめる」拠点となっています。
2023年の動き
財政
今までの国・県からの支援(補助金)の他、民間企業による支援やふるさと納税としての支援を活用する起点となりました。
エネルギー 脱炭素
- 西粟倉百年の森林でんき株式会社設立
西粟倉村で発電した電気を西粟倉村内で供給する仕組みをつくるために設立された会社。
デジタル化
- 村の公式LINEが誕生
ごみの日や診療所の情報が自動的に届きます。申請機能を使用すれば住民票や印鑑証明の取得が役場に行かなくても可能になりました。
子育て支援
- 西粟倉診療所内で病児・病後児保育事業「にじ」スタート
お子さまが病気中または回復期に、保護者の都合により集団保育や家庭での保育が困難な場合、一時的に預かる事業。
2024年の動き
観光1
- 新宿泊施設オープン
国民宿舎あわくら荘の跡地に戸建ての宿泊施設がオープン
観光2
- 大茅スキー場再整備事業スタート
閉業中の大茅スキー場を再編
教育
- 「子どもの第三の居場所(仮称)」オープン
創作館を活用し、「家」「学校」の他に更なる子どもの居場所となる仕組み・施設を開設します。
「今の西粟倉村と、これから」について青木村長の「想い」を聞いてみました。
全国的な課題である「都会に人が流れ、田舎の人口が減っていく」、この現象を食い止めるためにどの地域も同じ条件が求められる中で、生き残っていくには理由が必要です。西粟倉村の動きはそれぞれの分野で最先端の動きを取り入れ、実践していく姿勢を続けています。それは他自治体のモデルケースになるためでもあります。大きな都市だとなかなか取り入れる動きが困難なことでも、小さい自治体である西粟倉村が率先して実践し、課題を見つけていきことで、「西粟倉にできるならうちもできる」と思ってもらえれば、それは西粟倉村が存在し続ける意味に繋がるとも考えています。
変化することを止めてはいけない、そしてその変化を積極的に前向きに捉えて、より良くなるよう自分たちで判断し、課題が見つかった時にはまたそれを解決するために挑戦することを続けていきたいと思っています。
広報にしあわくら1月号全文は以下でご覧ください。
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