にしあわくら TAKIBI通信 vol.4

2021年春より、西粟倉村のローカルベンチャー事業の一環で新たに「TAKIBIプログラム」が始まりました。 TAKIBI通信では西粟倉村在住の方に向けて、TAKIBIプログラムに関わる情報発信を行います。

村内における電力の安定供給を目指して

村では持続可能な村づくりを目指し、百年の森林構想や再生可能エネルギー事業、SDGs未来都市の取り組み等を進めてきました。

そして2022年4月には環境省による「脱炭素先行地域」の選定を受け、自然と調和した電力を安定して供給できる仕組みづくりがスタートしました。目標は、村のエネルギー自給率を100%にすることです。

脱炭素先行地域の取り組みについては、広報2022年8月号(PDF)でも詳しく紹介されています。

TAKIBIプログラムでは、9月5・6日に村内のエネルギー関連事業者や役場職員、脱炭素先行地域の共同提案を行った村外事業者とともに、電力供給の仕組みを事業アイデアとして検討するワークショップを実施しました。

今後は、太陽光エネルギーを中心とした発電会社及び売電会社の設立等を目指し、今年度中のスタートに向けた体制や事業内容の検討を進めていきます。

TAKIBIプログラムの最新ニュース:2名のインターン生が、村で約2か月半の活動を行いました!

TAKIBI通信Vol.3でご紹介した「食を通じた事業を中心とした、高齢者が頼られる仕事」の事業化を検討するため、埼玉県から二人の大学生(堀内希沙乃さん(写真左)、田中愛咲さん(右))が来村し、6月中旬から約2か月半の間インターン活動を行いました。

具体的には、村の高齢者が普段の暮らしの中で楽しみに感じていることや得意としていること、村で採取されている植物や農産物のことなどをまとめてもらいました。二人の活動を通じて、山の恵みの活用や洋裁など当初検討していた食の分野にとどまらない村の高齢者の得意としていることが見えてきました。

今後は二人がまとめた内容を参考にしながら、事業を検証していく予定です。堀内さん・田中さんに関わってくださった皆様に、心よりお礼申し上げます。

画像をクリックするとPDFファイルが開きます。
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TAKIBIプログラムとは?

村の中にある「願い」を起点に、売上1億円以上のビジネスを複数創出する事業です。
願いとは「これは何とかしたいという思い」を指しており、実現に向けて村内外の人と協働しています。
目標はIターンの人だけでなく、Uターンによって地元の子どもたちが戻ってくる村を目指し、多くの人を雇用できる仕事を創出することです。開始から2年目を迎え、事業アイデアを生み出すこと、昨年度生まれた事業アイデアを具体化することを並行して進めています。

【TAKIBI通信のお問合せ先】
エーゼロ㈱  ローカルインキュベーションチーム 担当 大井・大谷・高橋 mail:lv@a-zero.co.jp
ご要望や気になることなど、お気軽にお問合せください。

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