広報にしあわくら 2020年12月号より

目次

西粟倉中高生 卒業トーク&だっぴ

だっぴとは、中高生・大学生・大人の3者がグループを組んで、様々なテーマに沿ってお話をします。同じテーマについて様々な価値観を持った大人とコミュニケーションをとることで、中高生にとって新たな発見や視野を広げるきっかけになります。

10月18日(日)、あわくら会館にてだっぴが開催されました。

■卒業生トーク

今回は初の試みで、グループワークの前に村の中学校を卒業した先輩の大学生3人に来てもらいました。中学生に対して今までの進路や、その進路を選んだきっかけについて話してもらいました。中学生の時に体験したオーストラリアの研修をきっかけに地域のことを知りたいと思うようになって地域学部に進んだ先輩。様々な国際問題について考え、哲学にたどり着き、大学で哲学を学ぶ先輩。小さいころから子どもが好きで保育士を志す先輩。3人ともそれぞれの夢や興味のあることを深めるために今の大学生活を送っていることを話してくれました。中学生より少し先にいる大学生から聞く進路や夢の話は、中学生にとって新たな発見や理想の大学生像を思い描くきっかけになったのではないかと思います。最後に「やりたいことにどんどん挑戦してほしい!」と中学生にメッセージをくれた3人の先輩。本当にかっこよかったです!

■中高生だっぴトーク

グループワークの時間では、中学生の実行委員会が事前に考えた4つのテーマについて話し合いました。普段は対面で行われるワークですが、コロナウイルスの影響により、こちらも初の試みで、大人の方にはオンラインで参加してもらいました。対面せずにどんなワークになるのかなと思っていましたが、グループごとに部屋を分けたこともあり、対面するよりも自分を出しやすい環境でワークをすることができました。「自分は何のプロ?」「どんな大人になりたい?」などのお題に沿って話を進めました。
中学生からは「いろんな生き方・考え方を知ることができて楽しかった」等の感想があり、対話を通じて大人や大学生の価値観や考え方に触れることができました。学校の先生でも親でもない大人や大学生と一緒に、自分を深めたり、伝える時間を通じて、新しい発見や、学びにつながればと思います。

(教育コーディネーター今井晴菜)

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