SDGs未来都市(自治体SDGsモデル事業)に選定 2019年7月16日

SDGs (Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))は、2030 年までに、国連加盟193カ国で達成しようとする共通の目標のこと。“ 次の世代に負債を残さないようにしつつ、今の世代も幸せで満足度の高い社会にする目標” として17のゴールが掲げられています。
(国際連合広報センター(SDGs とは?)https://www.unic.or.jp/news_p…/features_
backgrounders/31737/

国では地方創生を一層推進していくため、SDGs の手法を取り入れて戦略的に推進し、持続可能な経済社会づくりを行っていくため、そのモデル的地域を募集し、優れた提案のあった自治体を「SDGs 未来都市」に選定しています。

西粟倉村は2019 年SDGs 未来都市に、“ 百年の森林づくりを推進しつつ、地域の森林資源を見直しながら、豊かな村づくりを行う提案” で応募し、見事「SDGs 未来都市(自治体SDGs モデル事業)」に選定されました。

17のゴールは「環境(自然資本、エネルギー)」「社会(暮らし、教育、福祉)」「経済」の大きく3つに区分に整理ができ、環境の土台が構築されたうえで、社会が成り立ち、環境と社会が成り立つ上に経済が確立すると考えられます。
この構造を下敷きに、村の取り組みを振り返ると、2008年に百年の森林構想の宣言から10年は林業や自然エネルギー等「環境」に資する事業を多く取り組んできたました。
そして2018年に「「brighten our forests, brighten our life, brighten our future!! 生きるを楽しむ」のキャッチコピーを生み出し「社会」をより充実させていく段階となってきています。

そのうえで、環境や社会、経済での様々な2030年に向けてのゴール設定をし、その達成に向けて取り組んでいくことが計画されています。

詳細:http://www.vill.nishiawakura.okayama.jp/wp/wp-content/uploads/2019/09/c674e8eb955336df2b011b2c2e2f7889.pdf

2019年7月1 日に選定授与式が首相官邸において行われ、青木村長が安倍首相から選定証を授与されました。

SDGsの17のゴール全ての目標を村で解決できるわけではありませんが、小さな村だからこそ全国に先駆けて取り組んでいけることもあると考えています。今後も、持続可能な地域社会を実現する(いつまでも豊かな西粟倉村でありつづけられる)ための地域づくりを進めていきます。