夏はじまるよ〜の花火 ネムノキ


マメ科の落葉高木です。日本では本州・四国・九州に自生し、河原や林縁部に生え、空き地などができると最初に侵入する先駆種のうちの1つです。いったん生えると成長は他の木と比ベるととても早いです!

花は、通常のマメ科と大きく違い、花弁が目立たず、淡紅色のおしべが長くとても美しいです。そう、まるで花火のようですね。

葉は、マメ科あるあるの、2回偶数羽状複葉。

マメ科で樹木って、日本では意外と少ないです。マメ科の植物は、まず栄養の少ない土地に芽吹いても、窒素固定をし、土地を豊かにしていく上に、葉も花も美しく、豆もなるので好きな植物です。

数年前に、「森林農業」をしようと、畑の上層部にそれらのマメ科樹木を配置してはどうかとタネを集めていました。

「箕面こどもの森学園」で蝶を呼ぶ庭づくりをしていた時、学園の庭に、子供たちとマメ科の樹木、サイカチとこのネムノキを植えました。

その成長スピードの違いがすごかったです!3年度、ネムノキは大きな木になっていましたが、サイカチは低木でした。

話がそれましたが、有用で美しく早く育つ樹木、ネムノキでした^^

夏はじまるよ〜の花火。