サクラソウ科の多年草で、山間地の渓谷の湿地などに生えます。日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最大です。
モリアオガエルの卵塊を発見した場所から湿地を見つけ、探検しているとポツンポツンとこのクリンソウが生えていました。
ほぼほぼ黄緑一色の湿原で、この鮮やかなピンクは目立ち、「あっ!見つけた!」という感じになります。車輪のような花が美しい^^
花が花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が五重塔などの屋根にある「九輪」に似ていることが名前の由来となっているようです。
もう少し経つと、一段、二段と輪のように花がついていくのでしょうね^^
茎の下の方から葉物野菜のように出ているのが葉っぱです。
花のイメージとは随分違う葉っぱでそこが面白い。