樹上のアイスが溶ける時、モリアオガエル (卵塊)

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それにしても、植物好きとしては、カエデ科(モミジの仲間)の中では憧れの部類に入る「オオイタヤメイゲツ」に卵塊をつける贅沢さ!わかる人にはわかる?

木の上に白い泡上の卵を産むことで有名なカエルです。シュレーゲルアオガエルに似ますが、体はずっと大型です。また、完全な樹上生活で、繁殖期以外はほとんど地上に降りることはあまりありません。そのため、すべての指に大きな吸盤のついた大きな手をしています。

普段は西粟倉の森の中にいるのですが、産卵の時期だけ、池の周りに集まってくるのです。

西粟倉は谷の村で、水量も豊富なためか、ため池がほとんどありません。その割に、モリアオガエルは、この時期、雨の日路上に出ていたりしてにたくさん見るので、どこで産卵しているのか不思議に思っていたら、県境付近にできたため池に卵塊がありました。

卵塊の外側は触って見るとモチっとして意外に崩れません。ですが数日後に行って見ると、アイスが溶け出すようにだいぶトロけてきているので、中で卵がオタマジャクシに成長するころ、ポタポタと落ちるようです。

その池には、やっぱりイモリがいます。オタマジャクシが卵から水面にポタポタ落ちてくる頃、下で食べるのを待ち構えているのも有名な話ですね。

それにしても、植物好きとしては、カエデ科(モミジの仲間)の中では憧れの部類に入る「オオイタヤメイゲツ」に卵塊をつける贅沢さ!(上の写真)わかる人にはわかる?

この池では、10個以上の卵塊がありました。(中の写真)

(下の写真)下におちて溶けたアイスにしか見えない卵塊です^^

この池では、10個以上の卵塊がありました。
下におちて溶けたアイスにしか見えない卵塊です^^