花の色には意味がある!トチノキ

5月が終わりますね。
北の谷、おおがやでは、
トチノキの花がピークでした。

花はソフトクリーム状でとても大きく美しく、目立ちます。大量の蜜を出し、ハチミツの大事な蜜源になります。
遠くからみると花は白いですが、アップで見ると、赤と黄色のカラフルな模様がついています。
これには少しカラクリがあって、花の色は開花後時間に伴って変化するようなのです。

花は7日間ほど咲くのですが、最初の3日間は花弁の蜜標が黄色く、蜜を出します。(3枚目の写真:赤みがほとんどないですね。)

4日目以降になると、赤く変化し、蜜を出さなくなるようです。
効果的に花粉を運んでくれるミツバチ・ マルハナバチ類は花色の違いを識別することができるので、蜜のある黄色い花に向かい、その他の訪花者は花粉を媒介しないので、蜜の出ない赤いダミーの花に向かうというわけです。

すごい仕掛け!そしてそれを調べて発見した人もすごい!