フシグロセンノウ

ナデシコ科の多年草。

花の時期は7-10月(村では8月後半によく見られます)。

谷筋の少し湿った林縁部などに生えています。

野草では珍しく、園芸種かと思うような朱橙色の花を咲かせ、遠くからでもよく目立ちます。

名前の由来:”フシグロ”は、茎の節が黒くなることから。

“センノウ”は鎌倉~江戸時代に渡来し、観賞用に広く栽培されてきている「センノウ」に似ていることから、なお、センノウの名は京都嵯峨の仙翁寺に見られたことから「仙翁」(せんのう)とされたという説が一般的です。